So-net無料ブログ作成
検索選択
小豆島遍路 ブログトップ
前の5件 | -

当浜庵→楠霊庵 [小豆島遍路]

 5月9日。7日目。小豆島遍路の最終日です。
 
 前泊が福田港の近くだったので、宿に荷物を置き、杖を手に歩いていきました。
 この日の札所は3ヶ所のみ。86.当浜庵→87.海庭庵→88.楠霊庵。道はずっと国道です。

fukuda.jpg
 ↑ 朝の福田港

 途中、青い軽トラが引き返してきて、何事かと思ったら、3日目に泊まったふるさと村キャンプ場のお兄さんでした。車から降りて声をかけてくれました。歩いていると、こういうのがとてもうれしい。

 88番楠霊庵は、真新しいお堂でした。初日に会った島バスの運転士さんの話では、地元の人たちが協力して、最近建て替えたとのこと。天気のいい、とても気持ちのいい朝に、そこで結願となりました。なんだか、とても名残惜しかった。こういうのも煩悩なのかな。

88nanreian.jpg
 ↑ 88番楠霊庵 

 帰りは、7:49橘発のバスで福田まで帰りました。2時間かけて歩いた距離も、バスに乗れば10分程度です。
 小豆島には、四国遍路とはまた違う魅力がありました。歩いている間には、なんで自分、こんなしんどい思いして歩いてるんだろと思うこともあります。けど、歩くことで、日常生活で溜まったどろどろしたものをきれいにして、自分自身をリセットできるような気もしています。

 さて、次は夏休み[晴れ]
 
 

 
 
 
 
 

大聖寺→本地堂 [小豆島遍路]

 5月8日。6日目。
 滝の宮堂の近くを経て、75.大聖寺→76.奥の院 三暁庵→77.歓喜寺→76.金剛寺→番外 藤原寺→78.雲故庵→79.薬師堂→80.子安観音寺→81.恵門ノ滝→82.吉田庵→83.福田庵→84.雲海寺→85.本地堂

 前の晩に宿の人にもらったレタス、セロリの葉っぱ、さやえんどうでスープを作り、コンビニおにぎりで朝ごはん。6時前に出発しました。 この日は雨の心配もなく、福田まで歩きました。

 75番大聖寺の直前で道に迷いました。朝早く、道を聞こうにも人がいない。。ようやく家から出てきた人を見つけ、教えてもらいました。
 76番雲故庵から番外藤原寺までは、集落の中を歩きます。道が細く、くねくね曲がってて、再び迷いました。手持ちの地図は大雑把で、あてにならない。バス通りから急坂を登ってきたおばあちゃんに尋ねたら、お寺が見える場所まで案内してくれました。

 80番子安観音寺。うどんのお接待で知られるお寺です。無事(?) お遍路として認められたのか、わたしもうどんをいただきました。塩分がうれしい。おいしいうどんでした。

 エネルギーを補給して、恵門ノ滝へ。久しぶりの山岳霊場です。低地のバス通りの近くから、へんろ道が続いています。清滝、笠ヶ滝、西ノ滝と上ってきて、足はだいぶ慣れてきました。

81emon01.jpg
 ↑ いざ、恵門ノ滝へ
 
 恵門ノ滝もまた、洞窟の中に作られたお寺です。本尊はお不動さま。静かで、力に満ちた、不思議な空間でした。心が引き締まる感じがしました。なんとも立ち去りがたい場所でした。

81emon02.jpg
 ↑ 恵門ノ滝本堂。ここまで上ってきた甲斐がありました。

 恵門ノ滝から82番吉田庵へは、正味2時間、ひたすら車道です。採石場と海の間を歩いていきます。吉田庵から福田へも、海沿いの道。天気はすっかりよくなり、海は穏やかでした。

kanegasaki.jpg
 ↑ 吉田から福田へ。金ヶ崎を望む。

 夕方に福田着。小豆島を1周し、5月2日におりたった港まで戻ってきました。
 福田庵、雲海寺、本地堂をまわり、港近くの宿に入りました。
 

浄土庵→滝の宮堂 [小豆島遍路]

 5月7日。5日目。4:50起床。同時に雨が降り出し、まもなく本降りになりました。ようやく乾いたテントをまた濡らすのがイヤで、キャンプ場の炊事場の屋根の下に引越し、雨が弱まるのを待ちました。

 でも、なかなか雨は止まず、若干小降りになったときに出発しました。この日の道程。
 61.浄土庵→62.大乗殿→63.蓮華庵→霊場会→64.松風庵→57.浄源坊→65.光明庵→53.本覚寺→66.等空庵→68.松林寺→69.瑠璃堂→70.長勝寺→71.滝の宮堂

 最初の浄土庵に着くまでに、びしょぬれになりました。GW前の天気予報を過大評価して、ザックカバーのほかは雨具を持っていなかったのです。
 土庄の町に入り、大乗殿、蓮華庵の頃には、すっかり体が冷えてしまいました。お堂でともす灯明に、暖を感じているありさま。64番松風庵から57番浄源坊に行く途中でコンビニを見つけ、ようやくビニ傘を購入。ついでにインスタントラーメンやおにぎりを買いました。

 66番等空庵。誰もいないと思ってお参りしていたら、お堂のなかからおばあちゃんが姿をあらわし、お経にあわせて鐘をならしてくれました。おばあちゃんは、21年間元旦以外の毎日お堂に通ってきているとのこと。以前に比べ、お遍路さんがだいぶ減ったと話していました。

66tokuan.jpg
 ↑ 雨の等空庵
 
 68番松林寺は、きれいなお寺でした。小さいながら本堂前は石庭で、雨に濡れたつつじに囲まれていました。
  長浜に着く頃には雨もあがり、70番長勝寺からは、笠ヶ滝からの道を断念した滝の宮堂へ向かいました。約45分と書いてありましたが、そんなにはかかりませんでした。ただし、ずっと上り坂。

 滝の宮堂の近くには神社があり、かつて鐘撞堂だった建物の中に牛の石像が鎮座してます。それを見て思い出したのは、シヴァリンガの前に座る牛の像。ついつい写真を撮りました。

ushi.jpg
 ↑ 滝宮・八坂神社の牛さん

 この日は、民宿有機園に泊まりました。長浜の長勝寺と滝の宮堂の途中にあるのですが、気がつかず、結局2度同じ坂道を歩いてしまいました。ここには格安の「納屋泊まり」というのがあります。わたしは、本当の納屋の農具なんかの合間に寝るのかと思ってましたが、そんなことはありませんでした。布団もあります。しかも台所付!快適です。

naya.jpg
 ↑ 「納屋」。外見はこんなですが、すっかり気に入ってしまった。また泊まりたいです。

 宿のお母さんから、有機栽培の野菜たくさんと卵をいただき、昼間買ったインスタントラーメンが超豪華になりました。久しぶりに山盛りの野菜を食べて、すごく満足でした。翌日の食料までいただいてしまった。
 国内にはあんましキッチン付の宿ってないように思いますが、もっと増えてほしいです。1泊・2泊なら旅館のご馳走もいいでしょうが、それ以上になると疲れます。

 夜、翌日の滝の宮から大聖寺への道を教えてもらいました。昼のうちに地理がわかっていたら、滝の宮行きを翌日にまわしたのですが・・・。

浄土寺→江洞窟 [小豆島遍路]

 5月6日。4日目。前夜から雨。小降りになるのを待ち、8時頃に出発しました。

 土庄泊まりも考えたけど、結局江洞窟まで行きました。この日の道程は、こんな感じです。
43.浄土寺→45.地蔵寺堂→44.湯舟山→47.拇尾山→48.毘沙門堂→46.多聞寺→74.円満寺→73.救世堂→72奥の院 笠ヶ滝→72.滝湖寺→49.東林庵→50.遊苦庵→52.旧八幡宮→51.宝撞坊→54.宝生院→55.観音堂→56.行者堂→58.西光寺・58奥の院 誓願ノ塔→59.甘露庵→60.江洞窟

 まずは池田を経て、中山方面へ。浄土寺を目指しました。テントもマットも濡れているせいか、荷物が重く感じられました。
 中山地区は「千枚田」と呼ばれる棚田で有名なところです。44番湯舟山の辺りからの景色は、心和む感じがしました。といっても田んぼでは田植えの真っ最中。あの田んぼで作業をするのはかなりキツそうです。

senmaida.jpg
 ↑ 千枚田

 湯舟山の後は、拇尾山(とがのおさん)へ。ここも岩壁の下の洞窟寺院です。山の中の小さなお堂ですが、行ったときには周囲に人気もなくひっそりとして、独特の雰囲気がありました。
 74番円満寺には、つつじがたくさんありました。もう少し早く来ていたら、もっときれいだったかな。お参りを終え、テーブルに用意してあったインスタントコーヒーをいただきました。久しぶりのコーヒー、おいしかったです。

 円満寺からは救世堂を経て、いよいよ笠ヶ滝へ。歩いていると、山の上のほうにお堂が見えて、あそこまで行くのか~と多少げんなりしてきました。
 
72kasagataki01.jpg
 ↑ 笠ヶ滝への道。くそ~のぼったる~!という気持ちになります。

72kasagataki02.jpg
 ↑ 笠ヶ滝の鎖場

 鎖場は最初は怖かったけど、わりとすぐに慣れました。そんなに高さがないのが、まだ救い。みんな鎖を頼りにおそるおそる歩いているなか、お坊さんが涼しい顔で普通に歩いて斜面を下りていったのにはびっくりしました。
 わたしの手持ちの地図では、笠ヶ滝から滝の宮に行く道が書いてあったのですが、行ってみると「行者道」の看板が出ていました。「通行は自己責任で」との文字にひるみ、この道は断念しました。

 笠ヶ滝・滝湖寺の後は、土庄の町の方に下りて行きました。
 西光寺から甘露庵へ行く途中のお肉屋さんでお弁当を購入。大きなスーパーも見かけたので、さらに食料を買いました。小豆島はあまり食料品店がなく、買えるときに買わないと後で後悔します。

 江洞窟に着いたのは、16時50分頃。海辺でおしゃべりしてたおじさんたちから、「もう閉まっちゃったかもよ」と言われ、焦りました。でも、間に合いました。

 60koudoukutu.jpg
 ↑ 60番江洞窟。昨年建て替えたそうです。

 お堂の入り口は、なんか場にそぐわないくらい真っ赤で新品なんですが、中は洞窟です。お堂の人が、お経にあわせて、チンと鐘を打ってくれました。お堂の前は海。天気のいい日にきたら、気持ちよさそうです。

 この日は、江洞窟の先のヘルシービーチキャンプ場に泊まりました。GWも終わってしまい、この日のテントはわたしのだけ。大きなキャンプ場にテントがポツンとひとつというのは、かなり不安でした。

薬師堂→保安寺 [小豆島遍路]

 5月5日。小豆島遍路3日目。

 この日は、三都半島から池田周辺を歩きました。
 28.薬師堂→29.風穴庵→30.正法寺→31.誓願寺→34.保寿寺庵→32.愛染寺→33.長勝寺→36.釈迦堂→37.明王寺→38.光明寺→39.松風庵→35.林庵→40.西ノ滝→41.仏谷山→40.保安寺
 
 キャンプ場を出発したのは5:40頃。オリーブ園をつっきって、竹生の交差点まで行きました。
 天候は下り坂。まもなく雨が降り出しました。「へんろ道」の札を頼りに細い道に入ったら、犬の散歩中のご夫婦に、28番薬師堂が移転したので、下の道のほうがいいよとすすめられました。細い坂道を下りて、車道に戻りました。

 薬師堂は遠かった。小雨のせいか、気分的にも遠かったです。気づかずに通り過ぎたのではないかと心配になりました。でも、無事に新しく建てられたお堂に到着しました。

 薬師堂から風穴庵へは、郵便局辺りから入っていく遍路道があるはずでした。けど、わかりませんでした。最近下草を刈り、道として歩けるようにしたと、ひろきやさんで聞いていたのですが。。。地元の人を探して、尋ねてみましたが、結局わからず、車道を歩いていくことにしました。

 風穴庵を過ぎ、正法寺、誓願寺と進んでいくと、民家が増えて、町っぽくなってきました。34番保寿寺庵で長めの休憩。静かで、明るく穏やかなお堂でした。
 次の愛染寺は、道の駅小豆島ふるさと村の前。昼頃でしたが、ふるさと村のキャンプ場に電話を入れ、雨に濡れた荷物を預かってもらいにいきました。

 荷物が軽くなると、足も軽い。午後は、池田周辺のお寺をまわりました。
 33番長勝寺の辺りで道に迷い、お店の駐車場を出てきた車を止めて道を聞きました。言われるまで全然気づかなかったのですが、止まってくれた車の主は、小豆島初日にひろきやさんまで乗せていってくれた「シマバス」の運転士さんでした。「がんばって歩いてるな」と言われて、すごく嬉しかった。

 35番林庵から42番西ノ滝の道では、畑で仕事をしていた人が声をかけてくれて、その先のへんろ道を案内してくれました。「熱心な人達が下草刈ってったから、道はきれいだよ」という通りの、歩きやすい山道でした。車道に合流して、さらに坂をのぼり、シメに石段をあがり、西ノ滝着。鐘撞堂にはなぜか孔雀がいました。
kujyaku.jpg
 ↑ 西ノ滝にいた孔雀。閉園した孔雀園の孔雀が野生化?したらしい。

 西ノ滝では、お坊さんが太鼓を打ち、一緒にお経を唱えてくれました。緊張しました。いつも懺悔文をパスしていたのですが、懺悔文も唱えるよう勧められました。このときに伺った話は、その後も考えさせることが多くありました。
  
 anjelroad.jpg
 ↑ 西ノ滝の護摩堂から、エンジェル・ロードを望む

 西ノ滝から仏谷山までは、へんろ道経由ではすぐでした。仏谷山からは山を下り、保安寺へ。保安寺の先のコンビニ(小豆島上陸後、初のコンビニ!)で食料を買い、キャンプ場に戻りました。ここのキャンプ場に泊まると、国民宿舎のお風呂を無料で使わせてもらえるそうですが、暗くなってから徒歩で行くのは勇気がいります。保安寺からの帰りに寄ってくればよかったのに、温泉に入りそびれてしまいました。
前の5件 | - 小豆島遍路 ブログトップ
メッセージを送る